洗車機デビューできるだけ車は丁寧に扱いたいと思っていますが,時間もお金も限られていることですし,必要以上の手間はかけたくありません。かつてはタブーとされていたことでも,近年の技術革新によってさほど弊害が無くなっているものなら積極的に実行するというのが筆者の基本方針です。最初のオイル交換を1万7000km弱まで行わなかったのもその一環です。
さて,次は自動洗車機にチャレンジしてみることにしました。洗車機といえば硬いブラシがバシバシとボディに叩きつけられるイメージがあり,車のキズに敏感な人ならごめん被りたいものだろうと思います。筆者も基本的には塗装面を美しく保っていたいので,使ったことはありませんでした。
ただ,この世界でも技術革新が進み,ボディに優しいタイプのものが登場しているようです。筆者の近所にあった洗車機のブラシをいくつか載せてみました。こちらは洗車機の現状を詳しく紹介したサイトで,これによりますと,左のようなタイプは「ポリエチレンブラシ」,中は不織布や織布を使った「クロス」,右は発泡ウレタンを使った「ブラシスポンジ」とよぶそうです。一番キズがつきにくいのはクロスですが,アクセサリー等の巻き込みや凍結に弱いなどの欠点があります。ポリエチレンブラシはおなじみのもので,キズがつきやすそうなイメージがありますが,最近は改良が進んでいるとのことです。ブラシスポンジは両者の中間的な性能を持っているようです。
いきつけのガソリンスタンドに設置されていたことから,今回はブラシスポンジを試してみることにしました。料金も周辺では一番安価(400円)でした。洗車する前にブラシをよく見てみると,先端が二股に割れた構造になっています(赤い円内)。洗浄効果を高めるためなのでしょうか。ちなみに,先のサイトによりますと,エムケー精工のアイメックスという名前の機械だそうです。
洗車機自体は何度も使ったことはありますが,自分の車を入れるのははじめてです。「外車」の場合はドアミラーを突起物として指定するよう指示されているのでそれに従い,さらにボンネットのエンブレムを保護するためコーナーポールも指定しました。慎重に車を所定位置にセットして洗車開始です。
洗い上がりはどうでしょうか。全体的にみるとホコリと水あかが落ちてサッパリ,という感じです。特にルーフやウィンドウといった平面部分の汚れはよく落ちています。ただ,細かいところはさすがに無理という感じですね。ホイールの表面部分は比較的きれいになっていますが(左),曲面部分の汚れはほとんど落ちていません(左中)。また,ブラシがマスコットをさけて動いたため,ボンネット先端の約4分の1は汚れがそのまま残っています(右中,見やすくするため画像を処理しています)。バンパー前端にこびりついていた虫の死骸も落ちていませんでした(右)。
気になるのは塗装面のキズですね。乾燥させた後いろいろな照明をあてて確認してみましたが,洗車前の状況と特に変化はないようです。とりあえず一安心ですが,もともとシルバーなので磨きキズが目立たないだけなのかもしれません。使用回数が増えれば影響も明確になるとは思いますが,さすがにそこまでするのはためらわれます。
とりあえずの感想としては,塗装面へのダメージは心配するほどではなく,むしろ細かい部分の洗い残しの方が問題でした。あまり汚れていない車をきれいに保つという目的であれば,洗車機もかなり有効なのではないかと思います。ただ,結局手洗いしなければならないということが判明しましたので,洗車機のお世話になる機会は今後も少なそうです。
1年点検レポートそろそろ私のC180TKにも定期点検の時期がやってきました。メルセデスベンツの場合,メーカー指定の定期点検時期はメンテナンスインジケーターの指示に従うことになっています。走行距離15,000〜30,000kmあるいは経過時間1年のいずれかの条件を満足したときに点検の指示が出ます(整備手帳より)。
指定定期点検には「MB1年点検A(メインテナンスA)」「MB1年点検B(メインテナンスB)」「MB2年点検」の3種類があります。メインテナンスBの方が点検内容がやや詳細で,A→B→A→B→……の順番に点検が指示されます。2年点検はいわゆる車検整備です。なお,メンテAまたはBの時期と車検の時期が重なった場合には2年点検を行うように指示されています。
メルセデス・ケアのおかげで3年間(正確には35ヶ月間)は何度点検を受けても無料です。また,オイルやオイルフィルター,ワイパーラバーは点検の際に無料で交換されます。その他の消耗部品も,上にあるように無償で交換されることがあります。なお,走行距離と消耗状態に応じて上の表にない部品(たとえばサスペンションのブッシュなど)も交換してもらえることがあるようですが,これはディーラーの判断によるところが大きいようです。
ケア期間中に1年点検AとBを1回ずつというのが最も多いケースだと思われます。1年点検基本料は確か3万円弱で,オイル交換は1万円程度であることを考えると,ケアによって浮くお金は10万円弱といったところでしょうか。もちろん,距離を乗れば乗るほどこの金額は大きくなります。
ちなみに,BMWの無料点検プランである「サービス・フリーウェイ」は任意加入です。オイル無償交換1回のスタンダード・プランで44,100円(318iツーリングの場合,以下同じ),オイル無償交換3回にブレーキパッド等の無償交換を含むワイド・プランの金額は196,350円になります。「受益者負担」の色合いを強くすればこの程度の差が生じるということでしょう。メルセデス・ケアは「全ユーザー強制加入」のおかげで,私のようなユーザーが大きく得をしているといってもいいかもしれません。
さて,点検時期になるまでは使用状況に応じて「アト〜ニチ」あるいは「アト〜キロメーター」のいずれかがメンテナンスインジケーターに表示されます。点検時期が近づくと,メインスイッチをONにしたときに数秒間強制的にメンテナンスインジケーターが表示されます。私の場合,「アト2,000キロメーター」の時点で表示されるようになりました。
そして,点検時期になると左のような表示になります。このときの走行距離は15,923kmでした。高速連続走行をすると点検時期が延びるようで,私の場合,神奈川〜岡山を往復するたびに約200kmずつ点検時期が延びました。高速道路はよく使用している(通勤ルートに入っています)のですが,相当長時間連続走行しなければ点検時期には影響しないようです。
点検指示が出た後に走行を続けていると,表示が上のように変わって点検入庫を促します。結局,17,000km弱走行した時点でディーラーに入庫させました。3月30日のことでした。
点検にはまる1日かかりました。規定項目の点検のほか,タイヤ空気圧の調整,エアクリーナーエレメント清掃などが行われたようです。エンジンオイルとフィルター,フロントとリアのワイパーラバーはケア規定に従って無償交換です。オイルを交換したのはこれが初めてです。特に不具合もなく,メンテナンスAは無事終了しました。次はメンテBまでの残り距離が表示されるようになります。